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- 2026.03.02 月
オフィス清掃を徹底解説|清掃内容・頻度・業者への依頼方法まで
オフィスの清掃は、毎日のゴミ捨てから定期的な床のワックスがけまで範囲が広く、「どのくらいの頻度でやればいいのか」「自社でやるべきか業者に頼むべきか」と悩む総務・施設のご担当者は少なくありません。
この記事では、オフィス清掃について次の3つを解説します。
・日常清掃と定期清掃の違いと、必要な頻度の目安
・ 社内で清掃する場合のルール・マニュアル・チェックリストの作り方
・ 業者に依頼するメリットと、失敗しない選び方
オフィスビルやテナントの清掃を数多く手がけてきた東葉アメニティが、現場の知見をもとに「この1ページで全体像がつかめる」ようにまとめました。自社清掃の見直しから業者への依頼検討まで、まずはここから始めてください。
オフィス清掃の基本|日常清掃と定期清掃の違い
オフィス清掃は、大きく「日常清掃」と「定期清掃」の2つに分けて考えると整理しやすくなります。日常清掃は毎日の身近な汚れを防ぐための作業、定期清掃は時間とともに蓄積する汚れを専門的にリセットする作業です。
この2つは役割が異なり、どちらか一方だけでは清潔な状態を保てません。まずはそれぞれの内容と、自社にとってどちらが必要かを判断できるように整理しておきましょう。
日常清掃の内容と頻度の目安
日常清掃は、毎日あるいは数日おきに行う基本的な清掃です。社員が快適に働ける状態を維持することが目的で、主に次のような作業が含まれます。
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ゴミの回収・分別
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床の掃き掃除・掃除機がけ
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トイレ清掃・備品補充
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給湯室・流し台の清掃
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デスクや共有部の拭き掃除
頻度の目安は、利用人数や来客の多さによって変わりますが、人の出入りが多いオフィスでは毎日、小規模なオフィスでも週2〜3回程度が一つの基準です。
日常清掃は社内の当番制でも対応できますが、「担当者の負担が大きい」「品質にばらつきが出る」と感じ始めたら、外注を検討するサインです。トイレや給湯室など衛生面で気を使う箇所だけを業者に任せる、といった部分的な依頼も可能です。
また、清掃会社に依頼する場合、多くの会社では清掃用具まで含んだ見積もりになりますが、トイレットペーパーやゴミ袋のような消耗品は除外されているケースもあります。見積もりを依頼する際は、消耗品が含まれるかどうかもあわせて確認しておくと安心です。
定期清掃の内容と依頼タイミング
定期清掃は、日常清掃では落としきれない汚れを専門の機材・洗剤でリセットする清掃です。週次・月次・季節ごとなど、一定の間隔で行います。代表的な内容は次のとおりです。
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床のワックスがけ・剥離洗浄
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カーペットの洗浄
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エアコンの分解洗浄
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空調・エアコンのクリーニング
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照明器具のクリーニング
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窓ガラス・サッシの清掃
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照明や高所の清掃
依頼のタイミングは汚れの性質によって異なります。床のワックスは3〜6か月に1回、カーペット洗浄は半年〜年1回、空調クリーニングは使用シーズン前が目安です。
「床の黒ずみが目立ってきた」「来客前にきれいにしたい」といった状況は、定期清掃を依頼する好機です。汚れは蓄積してから対応すると費用も手間も増えるため、計画的に依頼するのがコストを抑えるコツです。
なお、定期清掃は必ずしも契約でなくても構いません。効果は薄れますが、「気になったときに単発で依頼する」という使い方でも問題ありません。まずは気になる箇所を1回試してみるのもよいでしょう。
社員で清掃を分担する場合、ルールやマニュアルがないと「いつの間にか特定の人だけが掃除している」「やり方がバラバラで汚れが残る」といった問題が起きがちです。明文化されたルールがあれば、誰が担当しても一定の品質を保てます。
ここでは、清掃ルールを決める際のポイントと、そのまま使えるチェックリストの作り方を紹介します。
清掃ルールを決める際のポイント5つ
清掃ルールは、次の5つの観点で決めると過不足なく整理できます。
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担当者の決め方:当番制・エリア分担制など、公平に回る仕組みにする
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頻度:毎日・週次・月次に分けて、作業ごとに実施間隔を決める
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範囲:どこまでを社内で行い、どこからを業者に任せるかを線引きする
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使用道具:洗剤・掃除機などの置き場所と補充の担当を決める
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記録方法:チェックシートで「いつ・誰が・どこを」清掃したかを残す
とくに「範囲」と「記録方法」は曖昧になりやすい部分です。社内で抱え込みすぎず、専門性が必要な作業は業者に任せる前提でルールを組むと、無理なく続けられます。
オフィス清掃チェックリスト(日常・週次・月次)
清掃内容は、頻度ごとに分けてチェックリスト化すると運用しやすくなります。下表をコピーして、自社の環境に合わせて項目を調整してください。
| 頻度 | ゴミ回収・床の掃除機がけ・トイレ清掃・備品補充・給湯室の片付け・共有部の拭き掃除 |
| 日常(毎日) | 床の水拭き・窓・ガラスの拭き掃除・冷蔵庫・電子レンジの清掃・観葉植物の手入れ |
| 週次 | 照明・高所のほこり取り・換気口の清掃・在庫・備品の整理 |
| 月次 | 週1回15,000円 |
| 大掃除(年末等) | 窓サッシの本格清掃・カーペット洗浄・エアコン内部清掃・不用品の処分 |
大掃除リストとして年末や期初にまとめて実施する項目を別枠で持っておくと、普段は手が回らない箇所も計画的にカバーできます。
なお、オフィスの大掃除は法令でも定められています。労働安全衛生法に基づく「労働安全衛生規則」では、事業者は日常行う清掃のほか、大掃除を6か月以内ごとに1回、定期的かつ統一的に行うことが求められています。年2回の大掃除は、快適さだけでなく法令順守の観点からも重要です。
出典:労働安全衛生規則(労働安全衛生法)
オフィス清掃を業者に依頼するメリット
自社清掃で対応しきれない部分は、専門業者への依頼が有効です。業者に任せる主なメリットは、品質・時間・専門機材の3点に集約されます。
・ 品質:プロの技術と洗剤で、自社では落とせない汚れもきれいになる
・ 時間:社員が清掃に割く時間を本来の業務に充てられる
・ 専門機材:ポリッシャーやカーペットリンサーなど、購入が難しい機材で対応できる
とくに人手不足のオフィスでは、清掃にかかる社員の時間を見えないコストとして捉えると、外注のほうが結果的に効率的なケースが少なくありません。
自社清掃と業者清掃を比較するポイント
自社で行うか業者に依頼するかは、費用だけでなく「品質・時間・専門性」の3軸で比較すると判断しやすくなります。
| 比較軸 | 自社清掃 | 業者清掃 |
| 品質 | 日常的な汚れには対応可能。蓄積汚れは落としにくい | 専門技術・機材で高い仕上がり |
| 時間 | 社員の作業時間が必要 | 社員の負担をかけずに完了 |
| 専門性 | 道具・知識に限界がある | 床・カーペット・空調など専門対応が可能 |
費用の目安が気になる方は、業者選びと料金相場を詳しく解説した記事をご覧ください。
オフィスの場所別|清掃ポイントと注意点
オフィスは場所によって汚れの種類も求められる清掃も異なります。場所ごとのポイントを押さえておくと、限られた時間で効率よくきれいを保てます。
デスク・共有スペースの清掃ポイント
デスク周りは、見た目の汚れよりも衛生面の管理が重要です。とくにPCのキーボードやマウス、電話機、ドアノブなど、多くの人が触れる箇所は菌が付着しやすいため、定期的な拭き取りを習慣にしましょう。
共有スペースは書類や私物が散らかりやすい場所でもあります。清掃のしやすさを保つため、「私物は各自で片付ける」といったルールとセットで運用すると効果的です。
トイレ・給湯室・エントランスの清掃ポイント
トイレ・給湯室・エントランスは、来客の印象に直結する場所です。とくにエントランスは会社の第一印象を左右するため、床のほこりやガラスの指紋を残さないよう注意します。
トイレや給湯室は水まわりのため、汚れやにおいが蓄積しやすい箇所です。日常清掃でこまめに対応しつつ、床の黒ずみや排水まわりの汚れが気になってきたら、専門業者に任せると衛生的な状態を保てます。
オフィスの床・カーペット清掃は専門業者へ
床やカーペットの汚れは、日常清掃の掃除機がけだけでは奥に入り込んだ汚れまで落とせません。床の黒ずみやカーペットのシミは、専用の機材と洗剤による定期的な専門ケアが必要です。
とくにワックスの剥離・再施工やカーペットの洗浄は、技術と機材が品質を大きく左右する作業です。仕上がりや床材の保護を考えると、専門業者への依頼が安心です。
まとめ:オフィス清掃は「日常+定期+専門業者」の3層で考える
オフィス清掃は「日常+定期+専門業者」の3層で考えると整理しやすくなります。
・ 日常清掃:ゴミ捨て・床掃き・トイレ清掃など毎日行う基本のケア
・ 定期清掃:ワックスがけ・カーペット洗浄など月次〜季節ごとの専門ケア
・ 専門業者:品質・時間・専門機材の面で自社対応より効率的なケースが多い
まずは自社の清掃を「日常・定期・専門」に仕分けし、社内で回す部分と外注する部分を切り分けることが、コストと品質のバランスを取る第一歩です。
費用の目安や業者の選び方を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
清掃の頻度やルールづくりにお悩みの方は、東葉アメニティへお気軽にご相談ください。オフィスの規模や利用状況に合わせた清掃プランをご提案します。

監修者
東葉アメニティ株式会社 代表取締役
櫛田悠
現場経験10年以上、延べ1000件以上の清掃現場に携わる
清掃作業監督者 清再第46669号
防除作業監督者 防再第23588号
ビルクリーニング技能士 第14ー単ー120-東京ー0257号