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- 2026.07.31 金
学校の廊下・教室の床の黒ずみの落とし方|原因と対策を解説
「毎日掃除しているのに、学校の廊下や教室の床の黒ずみが落ちない」——そんな悩みを抱える用務員・施設担当者・清掃担当の先生は多いのではないでしょうか。
学校の床の黒ずみは、上履きや砂・泥、劣化したワックスなど学校特有の原因が重なって発生します。原因に合った方法で対処しないと、力を入れてこすっても落ちなかったり、かえって床を傷めてしまったりします。
この記事では、学校の廊下・教室の床が黒ずむ原因と、汚れの程度別の落とし方、自分でできる応急処置とその限界までを解説します。
学校の廊下・教室の床が黒ずむ原因
対策の前に、まずは黒ずみの原因を知ることが大切です。学校の床の黒ずみには、主に次の3つの原因があります。
上履き・体育館シューズによるヒールマーク
床にできる黒い線状の汚れは「ヒールマーク」と呼ばれ、上履きや体育館シューズのゴム底がこすれて付着したものです。人の往来が多い廊下や教室では特に発生しやすく、通常の乾拭きではなかなか落ちません。
砂・泥・砂ぼこりの持ち込み
外遊びやグラウンドからの砂・泥は、昇降口から校舎内へ持ち込まれ、床の表面を少しずつ削りながら汚れとして蓄積します。砂ぼこりはワックスの表面に入り込み、黒ずみの土台になります。
ワックスの劣化・古いワックスの黒ずみ
見落とされがちですが、床のワックスそのものが黒ずみの原因になることもあります。古くなったワックスは黄ばみや黒ずみを起こし、その上からいくら清掃してもきれいになりません。この場合は、ワックスを塗り直す、あるいは剥離してから塗り直す必要があります。
黒ずみの程度別の対処法
黒ずみは、程度によって適切な落とし方が変わります。自校の床の状態に近いものを参考にしてください。
| 汚れの程度 | 状態の目安 | 対処法 |
| 軽度 | 部分的なヒールマーク・薄い黒ずみ | モップでの水拭き・薄めた中性洗剤で拭き取る(研磨剤は使わない) |
| 中度 | モップで落ちない黒ずみ | 専門業者のポリッシャー洗浄 |
| 重度 | 床全体の黒ずみ・古いワックスの劣化 | ワックス剥離(専門機材)+再施工 |
軽度:モップと中性洗剤で拭き取る
部分的なヒールマークや薄い黒ずみは、まずモップでの水拭きや、薄めた中性洗剤で拭き取るのが基本です。強くこすると擦った部分だけ光沢が変わってしまうことがあるため、力を入れず、やさしく拭き取るのがポイントです。
ここで注意したいのが、クレンザーやメラミンスポンジなどの研磨剤を使わないことです。研磨剤は黒ずみと一緒に床のワックスまで削ってしまい、擦った部分だけ白くなって光沢差が残ってしまいます。日常の手入れは、あくまでモップと中性洗剤の範囲にとどめましょう。
中度:モップで落ちない黒ずみは専門業者のポリッシャー洗浄
モップや中性洗剤で落ちない黒ずみは、無理にこすらず、専門業者によるポリッシャー(床磨き機)洗浄が有効です。色分けされたパッドと洗剤を使い、床材を傷めずに汚れを削り取り、角や隅は手作業で仕上げます。
自己流で研磨すると、光沢差やワックスの剥がれの原因になります。モップで落ちない段階からは、専門業者に任せるのが安全で確実です。
クレンザーを使おうとされる方もいらっしゃいますが、床材を削って損なってしまう恐れがあるため、基本的にはおすすめしません。また、ワックスの部分塗布もその分だけ床に厚みが出て凹凸ができるためおすすめしません。ワックスは特定の部屋全体や廊下全体といった広義の意味での部分塗布は推奨しています。
床の黒ずみについては「オフィスの床の黒ずみを清掃する方法」の記事で詳しく解説していますので参考ください。
重度:ワックス剥離(専門機材)が必要
床全体が黒ずんでいたり、古いワックスが何層も蓄積していたりする場合は、「剥離清掃」が必要です。剥離清掃とは、専用の薬剤とポリッシャーでワックスや汚れを徹底的に除去する作業で、とくに人の多い廊下や階段で効果を発揮します。
汚れを落としきらないままワックスを塗り重ねると、黒ずみを閉じ込めてしまいます。剥離と再施工には専門の機材と技術が必要なため、重度の黒ずみは無理に自校で対応せず、専門業者に任せるのが安全です。
自分でできる応急処置とその限界
自校でできる範囲
日々の黒ずみ対策として、自校でできることもあります。汚れを定着させないために、次のような対応を習慣にしましょう。
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昇降口で砂・泥をしっかり落とす(マットの設置など)
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こまめな掃き掃除・モップがけで砂ぼこりを溜めない
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ヒールマークは中性洗剤・モップで早めに拭き取る(クレンザーなどの研磨剤は使わない)
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各清掃箇所の方法をクラス全体で共有し、やり方をそろえる
自己流の対処で気をつけたいこと
一方で、自己流の対処には限界があります。とくにクレンザーやメラミンスポンジなどの研磨剤は、黒ずみと一緒にワックスを削り、擦った部分だけ光沢が変わってしまうため避けましょう。また、古いワックスが原因の黒ずみは、表面の清掃をいくら繰り返しても改善しません。
「モップで拭いても落ちない」「床全体がくすんできた」と感じたら、それは自校対応の限界サインです。無理に続けるより、専門業者への相談を検討しましょう。
専門業者によるフロアメンテナンスが必要なケース
次のような状態は、ポリッシャーやワックス剥離など専門的なフロアメンテナンスが必要なケースです。
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モップや中性洗剤で落ちない黒ずみがある
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床全体が黒ずみ、明るさが戻らない
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古いワックスの層が蓄積して黄ばみ・黒ずみが出ている
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廊下・階段など広範囲で剥離が必要
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夏休みなどにまとめて床をリセットしたい
専門業者は、床材に合った薬剤と機材で、剥離から再施工まで一貫して対応します。仕上がりの美しさだけでなく、床材そのものを保護できる点も、専門清掃の大きなメリットです。学校では、長期休暇を利用したフロアメンテナンスがよく行われています。
学校で汚れやすい場所ランキングと清掃ポイント
床以外にも、学校には汚れやすい場所があります。優先度の高い場所を押さえておくと、限られた時間で効率よく清掃できます。
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軽度:中性洗剤・モップで早めに拭き取る(クレンザーなどの研磨剤は使わない)
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中度:洗浄+ワックスを再塗布する
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重度:ワックス剥離など専門業者のフロアメンテナンス
日々の対策は自校で行いつつ、モップで落ちない黒ずみや古いワックスが原因の汚れは、無理をせず専門業者に相談するのが確実です。研磨剤で無理にこすると、かえって光沢差やワックス剥がれを招く点に注意しましょう。
床の黒ずみやフロアメンテナンスでお困りの方は、延べ1000件以上の実績を持つ東葉アメニティへお気軽にご相談ください。千葉・首都圏エリアを中心に、学校の床に合わせた清掃をご提案します。

監修者
東葉アメニティ株式会社 代表取締役
櫛田悠
現場経験10年以上、延べ1000件以上の清掃現場に携わる
清掃作業監督者 清再第46669号
防除作業監督者 防再第23588号
ビルクリーニング技能士 第14ー単ー120-東京ー0257号