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- 2021.11.12 金
美容室や理髪店における清掃業者への業務委託について
美容室や理髪店では、経年とともに日々の清掃で落としきれない汚れが徐々に積もっていきます。
女性客の割合が多数を占める美容室では、カットやカラーの技術はもちろんのこと、清潔感も欠かすことのできない要素と言われています。せっかく綺麗になりに来たのに、訪れた美容室が埃っぽかったり汚れが目立っていると、マイナスイメージにつながってしまうからです。
従業員の方々が日々の清掃を実施しておられるとは思いますが、日常の清掃のみでは落としきれない汚れも出てきてしまうこともあるかと思います。
今回は、美容室の清掃方法と清掃業者による店舗清掃の流れについて紹介します。
美容室で気をつけたい清掃箇所
美容院を訪れるお客様は、美しさを求めて訪れます。そのため、店内が汚く雰囲気が淀んでいる美容院に行きたいとはなりませんよね。シャンプー台やスタイリングチェアなどだけではなく、壁や床などのあらゆる所の清潔感に、こだわる必要があると思います。これから場所別に清掃の方法について書いていきます。
鏡・窓ガラス
お店の顔である窓ガラスや髪の仕上がりを確認する鏡は、美容室で一番キレイにしておく必要があります。指紋の皮脂汚れや水垢、その他の汚れなどは中性洗剤がオススメです。中性洗剤は汚れを分離するので、しばらくは指紋などの皮脂汚れが付きにくい状態を維持できます。
シャンプー台
シャンプー台は、髪の毛、水垢やカラー剤、パーマ剤がつきやすい箇所なので非常に汚れやすいです。薬剤が付着した箇所は、メラミンスポンジに水を含ませてこすることで汚れを除去することができます。排水溝が詰まっている場合は、ピーピースルーエフやパイプユニッシュなどのパイプ洗浄剤とパイプブラシを使って落とします。
床
美容室でお困りのお客様がとくに多いのが、染料による床の汚れです。美容室では日常的に様々な薬剤を使用しているため、ちょっとした拍子に垂れてしまうことも多く、床の汚れが目立ってしまうとのことでした。床の日常的な清掃としては、掃き・拭き掃除を隅々まで行うことが基本となります。ただし、カラー剤やパーマ液などの薬剤のシミは日常的な清掃では落としきれません。床材に適した洗剤を使用しないと床材を炒めてしましますので、床の清掃だけは清掃会社に依頼しておくと安心です。
ワックスがけした床が黄ばんで見える場合は、ワックスの剥離と再塗装を行うことで綺麗な床に戻すことができます。
トイレ
おしゃれな雰囲気や清潔感を保つために、トイレのキレイさも重要です。
飲食店の例になりますが、「店内がキレイでもトイレが汚くて冷めてしまった」といった声もよくあります。お客様がいつも使用する箇所ではないかもしれませんが、気を抜けない清掃箇所です。特に洋式便器の枠の裏側の汚れは積もると異臭の原因になるので毎日ブラシで磨いた方が良いです。積もって固くなってしまった場合は専用の酸性洗剤を使用するか、紙やすりで耐水性のあるシート(ホームセンターなどで販売されています)で削りとりましょう。但し、どちらも陶器を痛める可能性が高いので注意が必要です。
エアコン
美容室という店舗特性上、トリートメント剤やヘアカラー溶剤がミスト状になったものや、ヘアスプレーを業務用エアコンが吸い込んでしまい、空調やエアコンのにおいでお困りの美容室様も少なくありません。
飲食店やコンビニなど長時間稼働している業務用エアコンの清掃は、一般的に1年に1回のペースですが、トリートメント剤やヘアカラー溶剤、ヘアスプレーを使用する美容室様では、1年に2回ほどのエアコン洗浄を推奨します。
お客様の動線になる箇所
お客様が良く利用する場所や、目線の高さにある場所なども重要な清掃箇所になります。
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受付け
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待合室
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商品棚
など、毎日仕事をしている美容師の方にとっては、髪の毛が1本落ちていてもさほど気にならないかもしれませんが、お客様にとってはそうではありません。お店の隅の埃など、お客様は意外とお店全体を見ています。
お客様が手にとる雑誌や椅子に髪の毛が挟まっていないか、受付やトイレが汚れていないかなど、細かい箇所ほど気を配ることが重要です。
↓下記より美容室の店舗清掃の重要な清掃箇所について詳細を記した「店舗清掃のチェックリスト(美容室版)」のダウンロードができますので、印刷してご活用ください。
店舗清掃チェックリスト_美容室版
清掃会社による美容室の店舗清掃の流れ
美容室の清掃はスタッフの方が行うこともできますが、清掃業者に外注することでスタッフの皆様の負担軽減となり、汚れに対する専門知識を持つ業者による品質の高い清掃で店舗を訪れるお客様に快適に過ごして頂けます。
今回は、東葉アメニティで美容室の床の清掃を行う場合の流れについて紹介します。
①荷物の搬出
特定の曜日以外は営業されている美容室様の場合、当然お店の中に荷物があるためお荷物の搬出を行います。
その際には、荷物の位置を完璧に戻すため写真撮影を行って記録します。その際には、美容室の管理者様に許可を頂いて美容室内の写真を撮影させて頂きます。
②床の洗浄
【床洗浄の流れ】
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床に洗剤を浸透させる
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ポリッシャーでの洗浄
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スクイジーでの水切り
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汚水の回収
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モップでの拭き取り作業
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※繰り返し
床の材質を確認して、床に適した洗浄を行いますが、今回は一般的なポリ塩化ビニルの材質の床清掃での紹介です。
汚れがひどい場合は古いワックスを剥がす必要もありますが、洗剤で汚れを除去することが可能であれば通常洗浄を行います。
美容室や商業施設などのショップでは、ポリ塩化ビニルを使用した化学系床材が使われていること多いため、ポリッシャーという専用機械による洗浄を行います。
その際には、あらかじめ洗剤を床に撒いておき汚れに洗剤を浸透させておきます。
洗剤が浸透してからは、水を出しつつポリッシャーを回していきます。ある程度の床清掃を行ったら床用のスクイジーで水を切り、汚水を回収します。
汚水を回収した後は、モップでふき取り作業を行う…という作業を繰り返していきます。
※髪の毛が床に多く落ちている場合は事前に掃除機で除去を行います。
③ワックスがけ
ワックスがけには、床を保護し光沢を出して美容室の美観を保つ役割があります。
染料の汚れもワックスの層の中に付いてしまっている場合、剥離洗浄を行って取り除くことができます。染料の汚れが床材に直接ついてしまうと変色や損傷の原因にもなるため、ワックスには床材を守る重要な役割があるのです。
まとめ:細かい箇所まで清潔にするには専門の清掃会社へ
今回は美容室の清掃方法と清掃業者による店舗清掃の流れについて紹介しました。
細かい箇所まで気を配った清掃を本業と並行して行うのかなりの労力です。
これをきっかけに、スタッフの皆さんに本業でパフォーマンスを発揮してもらうためにも、清掃の外注を検討するのはいかがでしょうか?
東葉アメニティでは、長年蓄積されたノウハウと技術力で清掃を行い、美容室の美観を取り戻すことができます。
当社ではお客様への安心・安全の為、従業員への検温・手洗いの徹底・マスク着用の周知を実施しており、アルコール・次亜塩素酸ナトリウム・塩化ベンザルコニウムを用いた除菌清掃を実施しております。
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美容室の経営者様で、これを機に一度店内の汚れをリセットしたい方
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定期的な美容室の床清掃をお考えの方
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業務用エアコンの定期清掃をお考えの美容室のオーナー様
「美容室の清掃は専門の業者に任せたい…でも費用はなるべく抑えたい」というお考えをお持ちの経営者様はぜひ当社に一度お問い合わせください。