窓ガラスや壁面清掃時の作業員の資格について

窓ガラスや外壁など高所の清掃で必要な資格

窓ガラスや外壁の清掃など高所で行う作業は常に危険が伴います。

実際に高所からの落下によって死亡するケースも多いです。その中でも、不注意による事故が最も多く、安全帯などを着用せずに作業をしていて、倒れたり転んだりしてそのまま落下してしまうなど、じつは仕事に慣れてきた頃の作業者に最も多い事故です。現代では安全法が定められていて、高所作業に関する資格を持つ方のみ就労できるようになっております。

作業者の命を守るためにも、そして、歩行者の方を巻き込まないようにするためにも、安全に対する知識が求められています。

窓ガラスや外壁を清掃するために必要な資格一覧

高所での窓ガラスや外壁の清掃に必要な資格や、国から受講が義務付けられている講習があります。

作業環境にもよりますが、窓ガラスや外壁などの高所を清掃するためには次の3つの資格や講習の受講が必要になってきます。

①ロープ高所作業特別教育の受講

地上からの高さが2ｍ以上で、足場や作業床を作成することが難しい場所で身体を維持しながら行う作業を行う作業者には、厚生労働省より「ロープ高所作業特別教育」の受講が義務付けられています。

窓ガラスや壁面清掃の作業を行う際には、常に危険が伴いきます。昔は、作業中に焦ってしまったり、万一のための安全帯を使わずに作業を行ってしまい、結果的に転落してしまうことも多かったと言われています。

『ロープ高所作業特別教育』の資格取得のためには、次の2点が必要となります。

②ゴンドラ操作者の資格(国家資格)

ゴンドラ操作者とは、ビルなどの窓の清掃業務等に使用されるゴンドラを操作することができるようになる国家資格です。

ゴンドラとは、つり足場や昇降装置、その他の装置、さらにこれらに付属するものによって構成されており、つり足場の作業床が、専用の昇降装置により上昇・下降する設備のことです。

資格取得のためには、ゴンドラの取扱い業務特別教育規程に定められているカリキュラムの特別教育を受講しなければなりません。

学科では

を、合わせて5時間受講します。

実技では

…など、計4時間の実技があります。

③高所作業車の資格(国家資格)

建物の形状により屋上からロープやゴンドラを使った作業が不可能で、高所作業車を使用する場合に必要な運転資格です。

高所作業車とは、高所で作業を行うために人を収容できる機構を施した特殊車両のことで、「リフト車」と呼ぶこともあります。

高所作業車は、作業床の高さにより運転資格が異なるため注意が必要です。

実技では、保有している資格や運転業務の経験により受講コースが異なり、17，14，12時間の3つのコースに分けられます。

学科では

…など、計9時間の講習を受ける必要があります。

まとめ：高所のガラスや外壁の清掃は資格をもった清掃会社へ

東葉アメニティの窓ガラス清掃・壁面清掃は、安心安全を第一に考えて作業に取り組んでおります。常に万全の状態で作業に備え、作業を行う従業員たちも一瞬の気の緩みも許さずに業務を遂行しています。

作業における安全面の徹底管理を行ったうえで、長年蓄積されたノウハウと技術力で窓ガラス清掃や壁面清掃を行い、建物の美観を取り戻し、大事な建物をお守りすることができますので、安心して当社にご依頼いただければと思います。

その他、ご質問などを随時受け付けておりますので、ぜひ一度当社にご連絡いただければと思います。