- その他
- 2021.11.12 金
オフィス清掃やオフィスクリーニングにおけるロボット清掃機のデメリット
ご家庭でも活躍するロボット掃除機や清掃機。
センサーやAIを搭載したロボット掃除機は、人や障害物を避けてゴミを的確に収集できます。深夜にロボットが働いてくれれば、その分清掃に充てられていた時間が他の業務に使えることでしょう。
そんな中、近年では商業施設やオフィスに業務用の清掃ロボットを導入する事例も増えてきています。
2018年にはパナソニックが、オフィスの廊下などを清掃する業務用ロボット掃除機『RULO Pro(ルーロプロ)』の販売を開始しました。家庭用で販売されている『ルンバ』といったようなロボット掃除機とは違い、吸引力や収集できるゴミの量が格段に多くなっています。ルーロプロの発売を皮切りに、数多くのメーカーが業務用ロボット掃除機の業界に参入しています。
ルーロプロには様々なセンサーが搭載され、前方や左右の壁や障害物との距離を測定することが可能です。ロボット掃除機には、汚れやゴミがひどいと判断した場所は集中的に清掃を行う機能が備わっているため、現在地を常に把握し、事前にユーザーが設定した場所を正確に掃除できるようになっています。
しかし、近年注目を集めているロボット掃除機ですがトラブルもあります。
この記事では、ロボット掃除機のデメリットについて紹介します。
①段差に弱い
清掃の対象とするオフィスやオフィスの廊下に段差がある場合、ロボット掃除機が動けなくなってしまうケースがあります。
オフィスの床には配線などをまとめた配線カバーなどが付けられているケースも多く、それが障害物としてロボット掃除機が動くための障害になってしまうのです。
OAフロア(床を二重化し、ネットワーク配線などを通すために一定の高さの空間を設けたフロアの事)であればその心配が少なくなりますが、OAフロアの導入には手間とコストがかかります。
②コスト面での負担が大きい
例えば、パナソニックの『RULO Pro(ルーロプロ)』であれば、1台当たりの価格は約120万円です。規模の大きな事業者様の場合は、フロアの広さに応じて数台購入しないと効果的な清掃効果が得られません。
1台120万円するロボット掃除機を何台も購入するよりも、清掃会社と契約したほうが遥かにコストを抑えて隅々まで清掃されます。
③きめ細やかな清掃は苦手
ロボット掃除機は、夜間などの人がいない時でも清掃を行ってくれるという点で便利ですが、基本的に清掃作業は床限定となります。
また、床の材質によってはロボット掃除機では対応しきれない場所も出てきます。
トイレ掃除はもちろんのこと、ガラス清掃や石材の清掃、カーペットの中のダニ駆除…など一口に清掃と言っても、プロの清掃員が行う清掃と比べるとロボット掃除機ができる清掃はまだまだ基本的なことばかりです。
④コード類や小物を巻き込んで動かなくなる
大きな家具や物体などは避けて清掃を行いますが、電源コードやゴムなど細かいものは巻き込みながら掃除してしまい、身動きがとれなくなり、掃除途中のまま停止している場合があります。本来、清掃に時間を書けないためのロボット掃除機ですが、清掃を見守る必要がある場合は本末転倒になってしまいます。
⑤バッテリーが消耗したらメーカーに送るかバッテリーを購入する必要がある
基本的に充電して使用するタイプが多いため、内部バッテリーを消耗してしまうとメーカーに送ってバッテリーを交換するか、自らバッテリーを購入して交換する必要があります。
コストを抑えてきめ細かな清掃
ロボット掃除機は年々技術が進歩して多様な機能を備えており、とくに人が立ち入りにくい危険な環境ではロボット掃除機の方が適しております。ただ、お客様のオフィスを清掃するにはコストや品質面で見ても、現状では人が清掃した方が安く高品質な清掃を提供できます。
東葉アメニティでは、日常清掃や定期清掃、床面ワックス清掃、高圧洗浄、エアコン洗浄、ガラス清掃、石材洗浄、カーペット洗浄…等々、長年蓄積されたノウハウと技術力で清掃を行っております。
-
ロボット掃除機や、OAフロアの導入を行うには予算が足りない方
-
従業員が手空き時間に清掃をしているが、手入れが行き届かない・業務に専念したいとお考えの方
-
商業施設や事業所、オフィスや飲食店・美容室の清掃でお困りの方
…など、オフィス清掃やオフィスクリーニングは専門の業者に任せたい、費用はなるべく抑えたいというお考えをお持ちの方はぜひ弊社に一度お問い合わせください。