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2021.12.23 木

失敗しない清掃業者の選び方【良い清掃業者を見極める7つのポイント】

White tiles on a floor in bathroom

「清掃の品質が低い」「仕様どおりの箇所を清掃していない」など、清掃業者の選び方で失敗する企業様も多いです。その多くの原因は、清掃にかかる価格の安さで決めてしまうことにあります。「清掃はどこも同じ」「できるだけ清掃費用はかけたくない」という考えもあるかと思いますが、清掃技術や清掃に対する考え方は清掃業者によって大きく異なります。そのため、清掃の品質に違いが生まれてくるのです。清掃料金が安い業者には、安いなりの理由があるのです。

この記事では、清掃業者選びで失敗せず、良い清掃業者に依頼するための方法について紹介します。

また、「清掃費を削減したいと考えている方」は、現状の清掃費について無料診断する「清掃費下げるくん」がおすすめです。

清掃業界の構造について

業界構造イメージ

清掃業者への依頼で失敗しないためには、「清掃業界の構造」について把握しておくことで依頼の際に役に立ちます。清掃業者によって清掃の品質が異なりますので、その清掃業者が業界構造のどこに当てはまるかを見極めるかが重要です。

フランチャイズや大手清掃業者

全国的に清掃サービスを提供している有名所の清掃業者さんなどです。コンビニのように、直営店舗とオーナー店舗があるケースが多いです。メリットはほぼ全国対応という点と、上場している会社も多い為安心感があるという点です。デメリットはフランチャイズ本体が各店舗から宣伝費などの手数料をとる為、比較的単価が高いところです。

あいみつサービス

インターネット上の相見積もりのサービスで、清掃の依頼をすることでサイトに登録している複数の清掃業者から見積もりを貰って判断する形になります。清掃業者はサイト運営会社に手数料を支払って掲載をしているケースや問い合わせ1件につきいくらを支払う。といったケースが多いです。メリットは、複数の清掃業者が依頼を取り合う形になりますので、価格競争が発生し見積りが安くなる可能性がある事で、デメリットは相見積もりに加え、サイト運営に手数料をとられるので適正価格を下回り品質が下がる恐れがある事です。
(ここからは弊社の実体験に基づき記載いたします。全ての業者がそうではないと思いますのでご注意下さい)
弊社が一時あるサイトに登録をしていた際は、サイトに「厳選された清掃会社を掲載」といった記述がありましたが、一度も清掃現場や内容を聞かれずに登録する事ができ、どのように品質の判断をしているかは不明でした。

中小の清掃業者

いわゆる「地元の清掃業者」です。中小の清掃業者は自社で清掃員を雇用しているケースが多いですが、品質については各企業の教育次第なので、事前にホームページ等での確認が必要です。正直当たりはずれは多いですが現場が清掃業者から近ければ交通費や上記のような手数料がない為最も安く・良い品質のサービスをうける事が出来ると思います。ただ、遠方の場合は諸経費が増したり、そもそも依頼できない場合もあります。

良い清掃業者を選ぶ際に気をつける7つのポイント

チェックリスト

清掃業者選びで失敗しないためには、お客様ご自身も依頼する際のポイントを把握しておくことが重要です。少しでもトラブルになるような要因を排除して、より良い清掃業者を見極めましょう。

清掃業者の規模で選ばない

規模が大きかったり、有名な会社であることで安易に依頼することはお薦めしません。もちろん全ての清掃業者がそうではありませんが、中には受注した清掃作業を下請けの清掃業者に依頼するだけの会社もあります。その結果、依頼者と清掃担当者のコミュニケーションが取りづらくトラブルに発展することも考えられます。清掃を依頼する際には、清掃担当者に清掃知識があるか、要望などのコミュニケーションが取れるか、信頼できる業者かどうかに気をつけましょう。品質の高い清掃に会社の規模や知名度は関係ないのです。

見積もりの安さだけで決めない

見積りやホームページなどに掲載されている金額の安さで決めるのは要注意です。コストを下げれば安く清掃を依頼することが可能ですが、清掃サービスの主な原価は人件費と機材費です。コストを下げることは清掃品質の低下に繋がります。「料金は安いけれどしっかり清掃されなかった」では元も子もありません。そのために、清掃業者には清掃の目的と要望をしっかりと伝えることが重要です。清掃に関する専門知識があれば、お客様にとって適切な清掃プランを提案してくれます。

見積り内容の分かりやすさ

清掃業者に依頼する際に、見積書の金額が安いかだけではなく、見積書の内容が分かりやすく書かれているのかどうかも、大切なポイントです。清掃内容の詳細が記されておらず「一式」と記入されているような場合には、必要な作業が入っていない場合もありますので注意が必要です。具体的にどのような清掃を行うのか、仕上がりはどのようになるか、清掃業者に事前に確認しておくことで、依頼に失敗する可能性を下げることに繋がります。
また、汚れの種類によってはどうしても落ちない汚れもありますので、そのあたりのアナウンスがあるかも重要です。

電話対応や現地調査の際の対応

電話で問い合わせた際の対応の良さや現地調査の有無も清掃業者を判断する基準になります。電話口での言葉遣いや対応などから、その清掃業者の企業体質も伺うことができます。現地調査もせずにいきなり見積りを出す清掃会社もあり、清掃内容や清掃品質でトラブルになる可能性が高いため要注意です。

クチコミなどの評判

いくらホームページやチラシで良いことを書いていても、実際のところは清掃を依頼されたお客様が一番良くわかっています。そのため、クチコミや業界での評判も重要な判断基準になります。Googleのクチコミが手軽に調べられますのでお役立て下さい。「良い評価」以上に「悪い評価」の方が具体的な内容が投稿されますので、依頼の際に懸念されることがないか調べることをお薦めします。

清掃に関する有資格者が在籍しているか

清掃環境は清掃現場によって異なるため作業内容が多岐に渡ります。清掃作業員が清掃環境に必要な資格を持っている方であれば、清掃に関する専門知識が豊富であると言え、清掃の品質も一定以上の技術力が期待できます。清掃作業には国家資格である「ビルクリーニング技能士」「建築物環境衛生管理技術者」「清掃作業監督者」などがあります。その他にも「ゴンドラ操作者」「高所作業車の操作」、「ロープ高所作業特別教育の受講」など清掃内容によって必要になる資格があります。

安全管理の徹底

清掃は人が行うものですので、トラブルが起こってしまう可能性はあります。そのような事故が発生しないよう「安全対策用具の準備」や「周辺を通行される方へのお声がけ(「床が滑りやすいのでお気をつけください!」)」などを徹底している会社かどうか、またトラブルが発生してしまった場合の保証はあるかなども信頼のおける清掃会社かどうかの判断基準になります。

清掃実施時によくあるトラブル

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清掃業者選びで失敗にしないためには、清掃でよくあるトラブルについて知っておくことも重要です。安易に清掃業者を選んで痛い目を見ないよう注意しましょう。

仕様書に沿った清掃をしなかったり、清掃の品質が低い

清掃業者でよく聞くトラブルとして「清掃が適当で仕様書で決められた箇所が清掃されなかったり、清掃の品質が低いために汚れが残っている」などがあります。仕様書に沿った清掃がなされないのは清掃業者の企業体質にあるため、問い合わせ段階での対応やクチコミなどの評判が判断材料となります。また、清掃の品質については清掃に関する専門知識の問題であるため、清掃の研修が行われているかや清掃に関する資格の有無が判断材料になります。

清掃を行うスタッフが素人

素人の方の全員が悪いわけではありませんが、その時に清掃を行う方の感覚に頼ってしまうことが多いため清掃の品質にムラが出ることが多いです。パートやアルバイトを派遣するだけの会社もあるため、問い合わせの前に「教育体制が整っているか」や「自社で清掃部隊を持っているか」「清掃の専門知識を持っているか(資格の有無)」などで判断することをお薦めします。

清掃業者に依頼する際の確認事項

良い清掃業者と巡り合ったとしても手放しで全てを任せるのではなく、お客様の方からも確認して内容についてすり合わせることで、トラブルの発生を極力防ぐことに繋がります。これは清掃業者の悪意とは別に、偶発的にトラブルが発生する場合もあるからです。

清掃業者が対応可能な内容かどうか

まずは問い合わせすることを考えている清掃業者が問い合わせ内容の清掃が可能なのかどうかの確認です。これは契約欲しさに受注をしても、お客様の満足のいく清掃ができない清掃業者も存在するからです。なかには最初から手を抜くつもりで受注する清掃業者もおりますのでご注意下さい。問い合わせ前に、その清掃業者のホームページのメニューに該当しそうな清掃が掲載されているか、どんな清掃ができるのかを確認しましょう。

清掃箇所が明確になっているか

見積りや仕様書で清掃箇所が明確になっているか必ず確認しましょう。清掃箇所が明確になっていないことで、清掃の品質にムラが出たり、清掃員が代わる度に清掃する箇所が違うということも起こりえるからです。お客様と清掃業者の双方を守るために清掃箇所については明確にしておきましょう。

清掃を行う時間帯が考慮できているか

清掃を依頼する際には、清掃を行う時間帯についてもすり合わせておきましょう。オフィスなどの人の出入りが多い場所の清掃の際には、業務の妨げとならないような時間帯に清掃を行う必要があるからです。事前に清掃する時間をすり合わせておかないと、人通りの多い時間帯の場合は、清掃の進行が滞ったりオフィスで業務をされる方の妨げとなったり、夜間の清掃の場合には清掃料金が上がったりするなどが起こりえます。

比較して総合的に判断することで、良い清掃会社を見極めましょう

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清掃業者選びで失敗せず、良い清掃業者に依頼するための方法についての紹介でした。清掃技術が高く、良い清掃業者か見極めるポイントは、どれか一つを見て部分的に判断するのではなく、それぞれの項目を比較して総合的に判断することを強くお薦めします。

とくに継続的な清掃の場合は、清掃会社と長期的に関わることになりますので、清掃の品質が高く、満足の行く清掃業者に巡り会えるよう本記事をご活用ください。

より個人的な意見としましては、清掃希望の場所から近い清掃会社2,3社に声をかけ上記のポイントを軸に選ばれるのが良いかなと思います。

また、東葉アメニティでは現状の清掃に不満のあるお客様からのご相談も多く頂いております。

「この箇所をもっと綺麗にできないか」や「この清掃はどうやったら綺麗になるか」など、お気軽にご相談ください。

また、「清掃費を削減したいと考えている方」は、現状の清掃費について無料診断する「清掃費下げるくん」がおすすめです。

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