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- 2024.10.17 木
【まとめ】清掃会社の種類について解説
清掃サービスを提供する会社は数多く存在しています。
この記事では、一般の方向けにどのような清掃会社があるのかを解説します。
ご家庭向け
ダスキン・お掃除本舗など、皆様にとって馴染み深い会社ではないでしょうか?
これらの会社はご家庭のハウスクリーニングに特化しており、換気扇や浴室、エアコン洗浄などのサービスを提供しています。また、大手企業以外にも個人や小規模事業者が実施しているケースもあります。くらしのマーケットやユアマイスターでは、個人ではなかなか見つけづらいそういった会社を多数掲載し比較検討できるサービスを行っています。
外壁清掃もここに含まれますが、塗装や建築など他業種に関わるので割愛いたします。
Point!
図解内にある空家清掃とは、不動産会社や不動産オーナーと法人向けの清掃会社が契約し、例えば、マンションで退去が発生した際に次の入居者に向け室内をリセットする清掃です。つまり、清掃の内容としてはハウスクリーニングと一緒です。
ただ、料金的には
ハウスクリーニング > 空家清掃
となる事が多く、その理由は下記を参照ください。
ハウスクリーニング
基本的に在宅中かつ家財がある状態での清掃となるので、日程調整や家財を移動する手間等が発生します。
空室清掃
空き部屋のため、基本的にはいつでも清掃作業を実施して良い場合が多いです。
法人発注のため、年間を通じてある程度の発注件数が確保されているケースがあります。
法人向け
学校や病院・オフィスや工場、飲食店など法人の種類も沢山あるため、解説しづらいジャンルではありますが、基本的にはこれらすべての法人向けにサービスを提供しているケースが多いです。
メニュー内容・得意分野は各清掃会社によりけりで、下記の清掃についてはそのサービスのみに特化して実施しているケースが多いです。
【特殊清掃】
事故や事件、自殺、孤独死などの発生現場での清掃等を実施するため
【貯水槽清掃・配管洗浄】
多量の水を高圧で噴出する必要があるので高圧洗浄車を保有していないと難しいため
【グリストラップ洗浄】
高圧洗浄車が必要+グリストラップのゴミは廃棄物となるので産業廃棄物に関わる資格を取得していないと出来ないため
Point!
清掃会社同士の結びつきもある業界なので、自社で施工が難しくてもチームを組んで実施する場合が多々あります。
ただ、その場合日程調整ややりとりなどの管理費用を計上する場合がありますので、次の2点をおすすめします。
やりとり窓口を1つにして、時間を有効活用したい場合は1社へまとめて発注
金額を抑えたい場合はご自身で施工会社を見つけ多社へ発注
ビルや商業施設に入居されている場合は、その施設をまるまる管理している会社があるケースが多く(いわゆるビルメンテナンス会社 後ほど記載)、そこに依頼すると入館方法などの説明を省いて良い可能性が高いです。やりとりの手間は減るので楽ではありますが、大規模施設になればなるほど業者関係は多重下請け構造になる場合が多いので、一度相見積をとられることをお勧めいたします。
法人向けサービスのワード解説
日常清掃
一言で表すと「日頃の清掃」です。いわゆる、「掃除のおばちゃん」をイメージして頂ければと思います。清掃会社雇用のスタッフが顧客現場に派遣されます。トイレや床などに付着した日々の汚れを除去する作業で、薬品や掃除道具も一般のご家庭で使用する物と大差ない場合が多いです。発注形態としては、ほとんどの場合、年間契約の場合が多く作業時間×単価で月額金額を決め毎月同額の支払いをします。清掃会社は作業時間の割り出しや掃除スタッフの募集・教育などを実施します。巡回清掃というワードを使用している清掃会社も多いですが広義では同じ作業となります。
Point!
宣伝です。
弊社では、日常清掃のムダ・ムラを解消し月額費用を抑えるサービスを展開しています。
ご興味のある方はご一読いただけますと幸いです。
定期清掃
日常清掃は日頃の汚れを除去する作業ですが、定期清掃は日常清掃内では出来ないより専門的な薬品・機材を用いて蓄積された汚れを除去する作業となります。定期清掃という名称ですが、定期的に依頼しなくても大丈夫です。ただし、基本的には、また汚れますので年単位での実施回数を決めて固定化して発注する場合が多いため、定期清掃と言っています。
床洗浄ワックス作業やカーペット洗浄などは清掃会社それぞれでこだわりを持っている場合も多いので、勿論金額は大切ですがより専門的な会社へ依頼することをお勧めいたします。
業務用エアコン洗浄
一般的な家庭用エアコンではなく、天井に埋め込まれていたり、床に置いてある業務用の大きなエアコンの洗浄作業になります。洗浄内容は分解洗浄かフィルター清掃の2種類を用意している会社が多く金額が全く違うのでよくご確認いただいた方が良いかと思います。弊社の場合ですが、分解洗浄は1台28,000円でフィルター清掃は1台での受注は他作業が無いと実施していませんが、1,500円程です。
分解洗浄は、文字通りエアコンを分解し内部の熱交換器等を洗浄する作業で、機体が置かれている環境によりけりですが目安として2〜4年に1度実施することを推奨します。分解洗浄の周期を伸ばす事にもつながりますのでフィルター清掃の方は出来れば月に1度清掃する事をお勧めいたします。フィルター清掃の方は取り外し、取付方法さえわかればご自身でもできる作業になりますので費用を抑えたい場合は、是非一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ビルメンテナンスについて
ビルメンテナンス(BMとも言います)とは、警備・設備・清掃などビルや施設を管理する上で必要な業務となり、害虫駆除やホテルのベットメイクのような作業も広義の意味ではビルメンテナンスに含まれるかと思われます。
最後に
「清掃・掃除」と一口に言っても、多種多様な内容があり、清掃会社ごとに得意・不得意な分野がございます。
この記事が皆様にとって最も良い清掃会社を見つける手助けになれば幸いです。