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2022.02.03 木

家庭で行える空気清浄機の分解洗浄の方法!臭いも消えてまるで新品

空気清浄機_分解洗浄(BeforeAfter)2

エアコンの分解洗浄や空気清浄機のフィルター交換はするけれど、「空気清浄機の分解洗浄をしたことがない」という方は多いのではないでしょうか?

空気清浄機のフィルターを交換していても、空気清浄の内部の空気の通り道まで清掃できなければ、目に見えないホコリや汚れ、菌や臭いなどが撒き散らされることになります。そして、気付かない間に徐々に風量も悪くなっていきます。

諦めて数年ごとに空気清浄機を買い直したり、前の空気清浄機の処分をするのも費用がかかってしまいます。しかし、空気清浄機の分解洗浄を行うことで、新品のような状態に戻すことが可能です。

この記事では、家庭でも行える空気清浄機の分解洗浄の方法について紹介します。

空気清浄機が汚れる原因と分解洗浄するタイミング

空気清浄機は、わずかな隙間からも本体内部にホコリが蓄積されて汚れていきます。これは、フィルターを交換する程度では除去できない汚れです。とくに水回りは水垢なども蓄積されますので、加湿機能もある空気清浄機は給水タンク付近にも汚れが蓄積されやすいです。放っておくとカビや菌などが大量に繁殖して、空気清浄機を通じて部屋中にカビや菌が放出されてしまいます。フィルターや給水タンク付近は、取り替えたり拭くことで比較的清掃がしやすい箇所ですが、手が入らない空気の通り道や本体内部は分解しなければ清掃することはできません。

空気清浄機を清掃するタイミングは、各メーカーの製品説明を見ると「1ヶ月に1回は清掃することが望ましい」とされています。フィルターは2週間に1回程度、本体の清掃や脱臭、加湿フィルターのお手入れは1ヶ月に1回程度が目安ですが、悪臭がするようでしたらすぐに清掃が必要です。

空気清浄機を分解洗浄する際の注意点

空気洗浄機を分解洗浄する時の手順では次の点に注意します。

写真撮影

空気清浄機の分解洗浄をする際には、必ず写真を撮影することをおすすめします。これは、内部にある基板の配線や部品の接続箇所を記録することで、分解洗浄後に「組み立てられなくなった…」という事態を防ぐためです。

感電対策

感電対策のためにも、分解前には必ず電源プラグはコンセントから抜いてください。
100Vの電気が流れる電化製品ですので注意しましょう。

部品の紛失対策

ネジやワッシャー、その他の小さな部品などを紛失しないよう小型のケースに入れておくと便利です。分解の際には、組み立ての時に役立ちますので写真撮影も併せて行っておきましょう。

その他

その他の注意点は次のとおりです。

  • ネジ山を潰さない

  • パネルを勢い良く取り外さない

  • 広めの場所で作業する

パーツを留めてるネジが堅すぎて力任せにドライバーを使うと、ネジ山を潰して元に戻せなくなるので注意しましょう。また、基板のケーブルが付いているパネルもありますので、パーツを勢い良く取り外して引っ張りすぎないように注意しましょう。そして、分解したパーツや小物を置くため、作業場所はなるべく広めの場所で行います。その際には、分解したパーツをすぐに洗えるように洗い場の近くが便利です。

分解洗浄に必要な工具や材料・部品

分解洗浄に必要な工具や材料・部品は次のとおりです。

  • 小型のブラシ(歯ブラシで代用可能)

  • 拭き取り用の布

  • パーツを入れるケース

  • 交換パーツ(フィルター・活性炭フィルター・プレフィルター・加湿フィルター)

交換パーツなどの相場は、次のようになっています。

  • フィルターと活性炭フィルターのセット:約3,000〜5,000円

  • プレフィルター:約700円

  • 加湿フィルター:約2,000円

  • 中性洗剤:約500円

  • クエン酸:約300円

  • 重曹:約300円

フィルター類を全て交換する場合は、約6,000〜8,000円。洗剤も合わせると約7,000〜9,000円ほどかかる計算です。中性洗剤はご家庭にある食器用洗剤でも代用可能です。ただし、クエン酸や重曹も使用した方が、格段に汚れが落ちて清潔にできます。

清掃会社の空気清浄機の分解洗浄サービスを利用すると発生する費用は最低でも13,000円ほどです。少しでも費用をかけずに済ませたい方は、ご自分でパーツの交換と洗浄を行うと4,000〜7,000円ほど安く新品同様の状態に戻すことができます。ただし、ご自分で分解洗浄を行うのが面倒な方や「分解の際に部品を壊してしまいそう」「組み立てに不安がある」という方は、清掃会社に依頼することで、家庭で分解洗浄を行うよりも綺麗且つ清潔な状態の空気清浄機を手に入れることができます。

空気洗浄機の分解洗浄のやり方

空気清浄機の全体取り外し

最終的に上記の写真の状態まで部品を取り外して、ひとつずつ隅々まで洗浄を行います。

本体カバーの清掃

空気清浄機_カバー取り外し

はじめに本体カバーを取り外します。本体カバーを取り外したら、やわらかい布で水拭きします。かたい布で拭いたり強くこすったりするとカバー表面にキズがつく原因となりますので注意しましょう。汚れが気になる時には、水で薄めた中性洗剤を使用します。

フィルターまわりの清掃

各フィルターまわりの清掃について次のとおりです。
※なお、水濡れ厳禁のフィルターもありますので説明書をよくご確認ください。

プレフィルター:交換する方法もありますが、掃除機でホコリを吸い取るか、軽く水で洗い流して干すことで、プレフィルターが破れない限り何度でも繰り返して使用できます。

集塵・脱臭フィルター:掃除機でやさしく吸い取ることで再度使用することもできますが、限度がありますので交換をした方が早く済みます。

加湿フィルター:水垢や石灰質がこびりついていますので、クエン酸や重曹を使って除去します。

給水タンクの清掃

空気清浄機_発生汚水

本体から外した給水タンクを中性洗剤で洗います。汚れがひどい場合はぬるま湯を入れたタンク内にクエン酸を入れてしばらく浸すことで除去しやすくなります。給水タンクの収納部や給水口は水垢が発生しやすいため、念入りに清掃してしっかり乾燥させましょう。

内部パーツの清掃

空気清浄機のファン取り外し

ここからが分解洗浄の本番です。送風箇所も定期的に清掃しておかないと、フィルターを綺麗に清掃しても送風口を通じてホコリやカビ、菌などが部屋中に撒き散らされますので、分解してすみずみまで洗浄します。汚れがないと思われがちですが、内部パーツはフィルターを通過したり、わずかな隙間からホコリが付着して蓄積していきますので分解洗浄が必要です。本体カバーやファン、基板や配線など取り外し可能なものは全て外して汚れを洗い流して清潔な状態にします。ホコリを感知するセンサーも付いていますので、注意して取り外しましょう。

定期的に分解洗浄することで空気洗浄機のパフォーマンスを戻しましょう!

現在、東葉アメニティでは各メーカーの空気清浄機の分解・洗浄を社内研修中です。
その為、清掃までのお時間がかかってしまいますが、千葉県の船橋市・鎌ケ谷市・習志野市の法人のお客さまにかぎり1台7000円(税込)にて分解洗浄・商品の回収からご返却までしております。その他の地域の場合は往復の配達料金をご負担いただくか弊社までお持ち頂ければご対応可能です。

「空気清浄機から空気が排出されない、嫌な臭いがする」
「空気清浄機の分解洗浄のやり方は分かったけれど、忙しくてできない」
「いくつか部品を注文して取り替えるのに手間がかかる」


など、お困り事がございましたら、どうぞお気軽にお声がけ下さいませ。
2週間で新品の状態に戻るよう、隅々まで洗浄いたします。

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